BMW X7(G07)インプレッション by AUTOCAR〜その4
BMW X7(G07)インプレッション by AUTOCAR〜その3の続編です。
AUTOCARにてBMW X7 M50iの試乗インプレッション記事が掲載されました。
X7は、エンスージアスト受けする類のBMWではないが、こと最上位グレードのM50iに関する限り、オーナーがそれを気に病む心配はなさそうだ。
BMWがこのマーケットに参入しようとした決断は、北米や中東のような広い道に恵まれない欧州のドライバーからすれば疑問を覚えるだろう。しかし、このレンジローバーのライバルの完成度について、少なくともその走りを非難することは難しい。
長距離走行でのマナーは非の打ちどころがなく、キャビンは広くて快適で、ハンドリングは驚くほどコンフィデンスをもたらしてくれる。穏やかながらもパワフルなクロスプレーンV8エンジンを積み、どこをとっても意外なくらい好ましい道連れだといえる。
しかしながら、このクルマにはオフロードでの究極的な信頼性やキャビンの雰囲気で、レンジローバーには及ばない。また、どうしても3列シートが必要というのでなければ、6気筒のX5のほうが魅力的な選択肢となる。弟分のほうが走りは甘美で、ランニングコストは低く抑えられ、見栄えがよく、挙動の洗練度で引けを取ることもほぼない。
それゆえ英国では、X7を求めるユーザーは少数派となるだろう。しかし、500psオーバーのSUVとなれば話は別だ。需要は少なくないだろう。
詳しくは以下の参照記事をご覧ください。
- 2020.09.21 Monday
- BMW ニュース
- 04:33
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- by BMWおたっきーず!